製造業が及ぼす物流への影響を考える
半導体受注生産の最大手TSMC(台湾)の第1工場がこの2月に熊本で完成しました。
1兆3000億円もの投資額で日本からも多額の補助金が出ています。
経済波及効果も6兆円を超えると予測されており、今まさに熊本は「半導体バブル」に湧いています。
2027年には第2工場も計画されており、熊本県とその周辺では、しばらくこのバブルによる活発な動きが継続するものと思われます。
また、物流業界への影響もかなり大きく、物流拠点の建設はもちろん配送ルートの整備、人材確保、また交通インフラの整備など課題も多くあります。
TSMCは特異な例ではありますが、ある地域に大きな製造業が進出しますと、人材確保やサプライチェーンの整備と同時に物流という課題も必ず発生します。
私たち物流業界に生きる企業としても、これらの課題解決に大きく貢献することが企業としての社会貢献の一つと考え、常からの準備が必要ではないかと思います。
我々、中部運輸もお客様の課題解決に貢献すべく、同業者や異業種の方々との交流や能力向上のための研修への参加など、常からの準備を進めております。